专利摘要:
本発明は、カプセル24に収容された食品材料から飲料を調製するための装置50を提案する。液体は、当該装置のポンプによってもたらされ、当該装置は、カプセルを当該装置の調合チャンバ25に挿入するための開口22を有している抽出ヘッド20を備えている。調合チャンバは、上側および下側の囲み部材10a、10bによって画定されており、閉鎖機構1が、前記囲み部材の相対変位によってカプセルを選択的に囲む。囲み部材が、カプセルを調合チャンバに挿入するための開いた挿入位置と該カプセルを調合チャンバ内に囲むための閉じた注入位置との間を移動するように設計され、調節手段3a、3b、9b、9c、7a、7b、8aが、囲み部材の相対位置を調節して、閉鎖機構の閉鎖力を調節するために、囲み部材のうちの少なくとも1つに接続されている。
公开号:JP2011506012A
申请号:JP2010538621
申请日:2008-12-15
公开日:2011-03-03
发明作者:クリスティアン タロン,;ジャン‐リュク デニサルト,;ハンスピーター プレッシュ,;エンゾ ボナッチ,
申请人:ネステク ソシエテ アノニム;
IPC主号:A47J31-34
专利说明:

[0001] 本発明は、カプセルにて供給される食品原料から飲料を調製するための装置に関する。さらに詳しくは、本発明は、カプセルを囲むための改善された閉鎖機構を備えている上述のような装置であって、該閉鎖機構が、閉鎖力を調節するための手段を備えている装置に関する。]
背景技術

[0002] 加圧された流体をカプセルに注入することによって飲料を調製するための装置は、特にコーヒーまたはコーヒー類の飲料の製造の分野において、周知である。さらには、チョコレートまたは乳製品などといった他の物質を、飲料を形成すべく抽出でき、あるいは溶解させることができる。そのようなシステムの利点は、特に原料の保存および鮮度、ならびに飲料を調製するときの作業の容易化の可能性にある。]
[0003] かかる装置を使用して飲料を調製する方法は、おおむね以下のとおりである。通常は、密封されたカプセルが、飲料調製装置の調合チャンバに最初に挿入される。その後に、水注入手段(装置の液体供給源に接続されており、調合チャンバの中へと突き出す針など)が、液体をカプセル内の原料と相互作用させるために、高温または低温の液体を注入すべくカプセルの表面を貫いて導入され、あるいはカプセルの表面を刺し通す。次いで、この相互作用から得られた液体飲料が、カプセルの送出面を通って排出される。例えば、送出面は、液体の注入によって生じるカプセルの内部の圧力によって開かれる。]
[0004] 液体とカプセル内の原料との間の相互作用が、例えば溶解、抽出、調合、またはカプセルにて供給される原料によって飲料を調製するための任意の他の相互作用であってよいことを、理解すべきである。]
[0005] 一般に、上述の飲料製造の原理を適用するための装置は、カプセルを装置の調合チャンバの内部で囲むことができるよう、閉鎖機構を備えている。そのような閉鎖機構は、通常は、互いに対して移動することができる少なくとも2つの囲み部材を備えており、囲み部材が、カプセルを装置の調合チャンバに挿入するための開いた挿入位置と、カプセルを装置の調合チャンバの内部で囲むための閉じた注入位置とをとることができる。かかる実施形態においては、閉鎖機構が閉じた位置をとるときに囲み部材の間に作用する閉鎖力を操作できるよう、2つの囲み部材の相対位置を調節するための機構を備えることが望ましい。これは、飲料調製装置の動作および使用の最中に閉鎖力が変化する可能性があるため、とくに重要である。さらには、囲み部材が、通常はプラスチック材料で製作されるため、囲み部材または閉鎖機構の形成またはひずみが、装置の長い寿命において生じ、閉鎖機構の閉鎖力が減少する可能性がある。したがって、維持の目的、ならびに飲料調製装置の長い寿命において閉鎖機構が適切に機能できるようにするために、そのような装置の閉鎖機構の閉鎖力を調節するための方法が、求められている。]
[0006] さらには、そのような装置の構成部品は、一般に、さまざまな工場において自動的に製造および組み立てされる。したがって、製造プロセスにおいて、それらの構成部品の寸法に関して偏差が生じる可能性があり、結果として、閉鎖機構のそれらの構成部品が組み立てられたときに、閉鎖力の相違につながる可能性がある。前記寸法の偏差の理由として、例えば異なるチャージなどに起因する材料の特性が上げられる。したがって、閉鎖機構の閉鎖力を調節するための方法または手段であって、特に閉鎖力の値について生じうる偏差を補正するために、装置の製造における組み立ての最終段階において閉鎖力を調節することができる方法または手段が望ましい。]
発明が解決しようとする課題

[0007] 本発明は、上述の課題、すなわち可変の閉鎖力に取り組むものである。]
課題を解決するための手段

[0008] 本発明は、カプセルに収容された食品材料から飲料を調製するための装置であって、例えば一体化された水供給源または外部の水供給源に接続された当該装置のポンプによってもたらされる液体を当該装置に備えられたカプセルに送り込む(例えば、注入する)ことによって飲料を調製する装置を提案する。この装置は、当該装置の調合チャンバにカプセルを挿入するための開口を有している抽出ヘッドを備えている。調合チャンバは、上側および下側の囲み部材によって画定されており、閉鎖機構が、これらの囲み部材を相対変位させることによって上記カプセルを選択的に囲む。囲み部材は、カプセルを調合チャンバに挿入するための開いた挿入位置と、カプセルを調合チャンバ内で囲むための閉鎖位置との間を移動するように設計され、調節手段が、囲み部材の相対位置を調節して、閉鎖機構の囲み力を調節するために、囲み部材のうちの少なくとも1つに接続されている。]
[0009] 本発明について考えられる態様において、調節手段は、閉鎖機構の閉鎖力を変更することができる偏心手段またはカム手段を備えることができる。偏心手段またはカム手段は、閉鎖機構の一部であってよく、それらの相対の回転位置を調節することによって閉鎖力を変更することができる。]
[0010] 本発明による装置においては、この装置によって供給される液体と、抽出ヘッドの開口を通って装置に備えられるカプセルに収容された原料との間の相互作用を可能にすることができる。好ましい態様においては、カプセルに液体が供給されることに起因する密封カプセルの内部の圧力の高まりによって、カプセルの下面が開き、調製される飲料を出力することができる。したがって、本装置によって供給される液体の注入が、好ましくは上側の囲み部材に位置する装置の注入部材によって貫くことができるカプセルの上面において生じる。考えられる代案においては、カプセルが導入ポートをすでに有することができ、液体の注入を、チューブなどの注入部材をカプセルの導入ポートに接続することによって行うことができる。すでに述べたように、調製される飲料の出力は、カプセルの下面において生じ、したがって液体の直接的な流れが可能である。したがって、カップなどの容器を、調製される飲料を受け取るためにカプセルの下方に配置することができる。]
[0011] 国際公開第03/059778号が、本発明の装置における飲料の調製に好ましく使用されるそのようなカプセルに関する。カプセルは、好ましくはアルミニウムなどの非酸化(inox)材料の本体を有する密封カプセルであり、1つ以上の原料を収容している。カプセルへの液体の注入後に、カプセルからの流出を、液体とカプセル内に収容された原料との相互作用のために充分な時間を提供するために遅延させることができる。調製される飲料をカプセルから流出させるために、カプセルの下部壁を開く出口膜に対する逃げなどの開放手段を設けることができる。これらの開放手段は、液体が注入されたときのカプセルの内部の圧力の上昇と相互作用する。カプセルは、とりわけ、飲料を「交差汚染」を生じることなく調製でき、すなわち調製される第1の飲料が味、色、および/または臭いなどといった1つ以上の望ましくない特性を第1の飲料の後で調製される第2の飲料に移すことがないという利点を有している。]
[0012] 本装置の閉鎖機構を、本装置の調合チャンバを画定する上側および下側の囲み部材を相対変位させることによって、本装置の調合チャンバ内でカプセルを選択的に囲むために使用することができる。閉鎖機構は、カプセルを調合チャンバに挿入するための開いた挿入位置と、カプセルを調合チャンバ内で囲むための閉じた注入位置とをとることができる。さらに、閉鎖機構の囲み部材が、上記開いた挿入位置と上記閉じた注入位置との間を移動するように設計されている。したがって、閉鎖機構を使用することによって、本装置の調合チャンバへともたらされたカプセルを、上記囲み部材の間に効果的に囲み、一方の囲み部材に接続された装置の注入部材によって効果的に貫くことができる。好ましくは、そのような注入部材は、カプセルの上面を貫くように設計された針であり、したがって上記囲み部材のうちの上側の囲み部材に接続された針である。]
[0013] 閉鎖機構が開いた挿入位置にあるとき、囲み部材は、調合チャンバへのカプセルの挿入を可能にするように互いに離れている。カプセルを調合チャンバ内で囲むために、閉鎖機構を操作して、2つの囲み部材の相対移動を可能にすることができる。このカプセルを囲むための閉鎖機構の操作の際に、囲み部材が互いに対して近付く。好ましくは、一方の囲み部材が、装置の抽出ヘッドに固定される一方で、他方の囲み部材が、閉鎖機構に接続される。より好ましくは、上側の囲み部材が、閉鎖機構に接続される。]
[0014] 調節手段は、上記囲み部材のうちの少なくとも第1の囲み部材に接続されているため、この第1の囲み部材の第2の囲み部材に対する相対位置を、少なくとも閉鎖位置に関して調節することができる。したがって、閉鎖機構が、2つの囲み部材が閉鎖位置に比べて互いに離れている位置に関する開放位置にあるときに、一方の囲み部材の位置を、2つの囲み部材を近付け、あるいは遠ざけるように変更することができる。これにより、囲み部材の相対位置を、閉鎖機構を操作せずに調節することができる。結果として、閉鎖機構が閉鎖位置にされたときの囲み部材の相対位置が変更される。これにより、囲み部材の閉鎖力の調節がもたらされ、そのような調節を、製造時に手作業で行うことができ、さらには/あるいはユーザが手作業で行うことができる。]
[0015] 好ましくは、閉鎖機構は、上側および下側ロッドをアクスル(軸)によって接続して備えているニーレバー閉鎖機構である。これにより、少なくとも囲み部材のうちの第1の囲み部材に接続された空間を節約する閉鎖機構をもたらすことができる。第2の囲み部材は、好ましくは装置の抽出ヘッド内の固定の位置に設けられる。これにより、上側および下側の囲み部材の相対移動が可能にされる。]
[0016] さらに、力の伝達を、異なる長さの上側および下側ロッドを設けることによって容易に調節することができる。これにより、閉鎖機構の操作力を容易に調節し、装置のユーザのニーズに合わせることができる。]
[0017] 好ましくは、ニーレバー閉鎖機構の上側および下側ロッドを接続するアクスルが、偏心している。したがって、偏心アクスルを回転させることで、ニーレバー閉鎖機構の上側および下側ロッドの間の配置(特に、距離)を変更することができる。]
[0018] さらに、2つの囲み部材の相対位置を調節することによって、閉鎖位置にあるときのニーレバー閉鎖機構の付勢力を、調節手段によって調整することができる。これは、閉鎖位置にあるときの閉鎖機構の付勢力を装置のユーザのニーズに合わせることができるため、とくに好都合である。]
[0019] 好ましい実施形態においては、調節手段は、好ましくはニーレバー閉鎖機構のアクスルに接続された少なくとも1つの歯付きのディスク部材を備えている。好ましくは、ディスク部材およびニーレバー閉鎖機構のアクスルが、同軸に配置される。かかるディスク部材は、歯車、平歯車、または外周の歯などが設けられた任意の他のディスク部材であってよい。したがって、ディスク部材を回転させることで、ニーのアクスルを回転させることができ、結果として、アクスルの中心とニーレバー閉鎖機構の下側ロッドに接続された上側の囲み部材の懸架の点との間の距離を変更することができる。この距離は、3mm未満だけ調節可能であってよい。好ましくは、この距離は、1mm未満だけ、最も好ましくは0.5mm未満だけ調節可能であってよい。]
[0020] さらには、ディスク部材に、アクスルの意図せぬ回転を防止すべく歯付きのディスク部材と噛合する保持手段を係合させることもできる。その結果、閉鎖機構の閉鎖力を調整するためのディスク部材の所定の設定または調節を、効果的に維持することができる。]
[0021] さらに、ディスク部材は、ニーレバー閉鎖機構の偏心アクスルを或る程度までしか回転させることができないように設計される。したがって、調節手段を操作するユーザが、ニーレバー閉鎖機構の2つのロッドの間の距離について予想される変化(すなわち、閉鎖機構の閉鎖力の調節)が、回転によって得られる実際の変化に対応しなくなるような程度にまでアクスルを回転させてしまうことがなくなる。すなわち、調節手段が、偏心アクスルの回転を時計方向または反時計方向の特定の程度までに限ることができるストッパ手段を備えている。]
[0022] 好ましい実施形態においては、ディスク部材に、工具を接続するための接続手段が設けられる。したがって、開口に挿入することができる工具を用意することができる。さらに、工具は、ディスク部材と保持手段との間の接続を解放することで、ディスク部材ならびにニーレバー閉鎖機構のアクスルの回転を可能にするために、保持手段を切り離すための手段を提供することができる。好ましくは、接続手段は、ディスク部材の中心に設けられた所定の設計を有する開口である。より好ましくは、開口が、半円形の開口として設計される。したがって、装置の最終の組み立てプロセスにおいて、閉鎖機構の閉鎖力を、そのような工具を使用することによって調節することができる。さらには、閉鎖力を、装置の保守の目的のために調節することが可能である。]
[0023] 本発明の第2の実施形態においては、調節手段が、ニーレバー閉鎖機構の上側ロッドの懸架軸に接続されている。好ましくは、この実施形態による調節手段は、少なくとも1つの回転可能なディスク部材を備えており、そのようなディスク部材が、このディスク部材の半径方向に突き出しているカムによって、支持部に取り付けられている。より好ましくは、突き出している複数のカムが、ニーレバー閉鎖機構の懸架軸の位置を調節するために支持部に選択的に取り付けることができるように、ディスク部材の外周に分布している。したがって、抽出ヘッドにおける閉鎖機構の懸架軸の位置を、ニーレバー閉鎖機構の上側ロッドの懸架軸を調節するために、垂直方向に調節することができ、あるいは好ましくは水平方向に調節することができる。したがって、閉鎖機構の開放または閉鎖状態における2つの囲み部材の相対位置を変更できるため、閉鎖力を所望のとおりに調整することができる。ディスク部材の外周のカムの半径方向の突き出しの程度が異なっていることを、理解すべきである。これにより、異なる長さの異なるカムのうちの1つを支持部に選択的に取り付けることで、ニーレバー閉鎖機構の上側ロッドに接続された軸の懸架の点を調節することができる。]
[0024] さらに、この第2の実施形態の調節手段は、ディスク部材とニーレバー閉鎖機構との間に接続されたシャフト部材をさらに備えている。このシャフト部材は、好ましくは、調節手段のためのさらなる支持部として機能する。シャフト部材は、シャフト部材の軸と同心であって、シャフト部材の長手方向に延びている少なくとも1つの円形の凹所をさらに備えている。この円形の凹所が、抽出ヘッドの円形の支持部材に当接する。好ましい実施形態においては、複数の等級付けされた円形の凹所が、シャフト部材の外周に分布しており、支持部材に選択的に当接させることが可能である。したがって、シャフト部材を回転させることによって、円形の凹所を、支持部材に当接させることができる。同心の円形の凹所が、シャフト部材の軸に関して異なる高さであるため、シャフト部材を、調節手段のための追加の支持部として使用することができる。したがって、円形の凹所が、複数の突き出しカムを有しているディスク部材がニーレバー閉鎖機構の懸架軸の位置(好ましくは、高さ)を調節すべく回転させられるときに、対応する高さの円形の凹所が抽出ヘッドの所与の支持部材に当接し、ニーレバー閉鎖機構の支持をさらに改善すべく懸架軸の支持を可能にするような態様で配置される。その結果、ニーレバー閉鎖機構を、安定した様相で動作させることができる。]
[0025] 別の実施形態においては、支持部に選択的に取り付けることができる突き出しカムが、ディスク部材から半径方向に同程度に突き出しており、すなわち同じ長さである。この実施形態においては、支持部が、装置のケーシングにばね取り付けされ、支持部に取り付けられたディスク部材のカムにばねの付勢力に起因する力を加える。これにより、ディスク部材が、ニーレバー閉鎖機構の上側ロッドの懸架軸のシャフト部材を抽出ヘッドの円形の支持部に押し付けるような方向に押される。したがって、シャフト部材に設けられた円形の凹所を、ディスク部材を回転させることによって、選択的に円形の支持部に取り付けることができる。これにより、ニーレバー閉鎖機構の上側ロッドの懸架軸の位置を、変更することが可能である。したがって、閉鎖機構の閉鎖力を調節するために、上側および下側の閉じ部材の相対位置を変更することが可能である。]
[0026] 本装置は、好ましくは、飲料を調製すべくカプセルに注入される液体と相互作用させることができる挽かれたコーヒー、チョコレート、ミルク、茶、または他の物質を収容しているカプセルとともに使用されることを、理解すべきである。さらに、カプセルは、好ましくは、カプセルが装置に挿入された後で開かれる密封カプセルである。]
[0027] 本発明のさらなる特徴、利点、および目的が、本発明の実施形態についての以下の詳細な説明を検討し、添付の図面の図と併せて理解したとき、当業者にとって明らかになるであろう。]
図面の簡単な説明

[0028] 本発明による飲料調製装置を側面図にて示している。
装置の抽出ヘッドの開口に備えられたカプセルを側面図にて示している。
遊び補償手段が備えられたニーレバー閉鎖機構の好ましい実施形態を側方からの斜視図にて示している。
ニーレバー閉鎖機構のアクスル(ニーレバー閉鎖機構の下側ロッドに取り付けられている)に接続されたディスク部材を側方からの斜視図にて示している。
ニーレバー閉鎖機構のアクスルに接続されたディスク部材の好ましい実施形態を側方からの斜視図にて示している。
閉鎖機構の回転の軸に接続されたニーレバー閉鎖機構の上側ロッドを側方からの斜視図にて示している。
ニーレバー閉鎖機構の下側ロッドの好ましい実施形態を側方からの斜視図にて示している。
ニーレバー閉鎖機構の上側ロッドの懸架軸に位置する遊び補償手段の第2の好ましい実施形態を側方からの斜視図にて示している。
図8による遊び補償手段の第2の好ましい実施形態を、図8に示されている側の反対側に関する側方からの斜視図にて示している。] 図8
実施例

[0029] 図1が、本発明による飲料調製装置50を側面図にて示している。装置50は、少なくともボイラ60、ポンプ70、および制御手段80を収容しているハウジング50aを備えている。さらに装置は、装置に接続されたリザーバ40と、抽出ヘッド20と、好ましくは装置を安定した様相で立たせるための足が設けられたベース50fとを備えている。さらに装置は、容器(カップなど)のためのスタンド50dを備えており、スタンド50dは、容器を載せる格子50gが設けられた上面50eを有している。] 図1
[0030] リザーバ40は、水などの液体をボイラ60およびポンプ70に供給し、したがって装置50の抽出ヘッド20に供給するために設けられている。抽出ヘッド20の内部には、ポンプ70に接続された注入部材11(図1には示されていない)が設けられている。したがって、前記注入部材11に液体が供給されるとき、注入部材11によって貫かれたカプセル24に、液体を効果的に供給することができ、カプセル24内の原料から飲料を調製することができる。好ましくは、リザーバ40は、着脱可能な様相で装置に接続され、液体を入れるための導入口40bを有している。好ましくは、リザーバ40の取り扱いを容易にするための握り40aが設けられている。したがって、ユーザが、好都合な方法でリザーバ40を取り扱うことができる。好ましくはリザーバ40の底部に位置する排出口40cが、リザーバ40と装置50との間の接続を可能にしている。] 図1
[0031] 装置の抽出ヘッド20は、装置50に供給されたカプセル24を選択的に囲むための閉鎖機構1(図1には示されていない)に接続されたハンドル棒21と、低温または高温の水を抽出ヘッド20に(すなわち、カプセル24に)選択的に供給するための制御レバー27とを備えている。図1に示されているハンドル棒21は、閉鎖位置にあり、したがってカプセル24を囲んでいる。制御レバー27が、少なくとも装置50の制御手段80に接続されている。したがって、制御レバー27を、装置50の前後方向において見たときの左方または右方に動かすことで、制御レバー27を、中立位置から高温水を選択する第1の位置または低温水を選択する第2の位置に切り換えることができる。したがって、ユーザは、低温または高温の飲料を調製するために、装置に備えられたカプセル24に低温または高温水のいずれを供給するかを選択することができる。制御レバー27の移動を可能にするために、装置50のハウジング50aは、抽出ヘッド20に溝27aを用意している。] 図1
[0032] 図1に見て取ることができるとおり、カプセルホルダ30を、カプセル24を受け入れるための手段33に収容されたカプセル24を抽出ヘッド20の調合チャンバ25(図1には示されていない)にもたらすために、抽出ヘッド20の開口22に挿入することができる。握り32が、カプセルホルダ30を好都合に取り扱うことができるよう、カプセルホルダ30に接続されている。さらに、カプセルホルダ30に、開口22に挿入されたときにこの開口22を覆う前部カバー31が備えられている。] 図1
[0033] さらに装置は、主スイッチ50bと、ユーザに装置50の動作状態について知らせることができる複数の制御インジケータ50cとを備えている。]
[0034] 図2は、装置50の抽出ヘッド20の内部の好ましい実施形態を、側面断面図にて示している。この好ましい実施形態において、カプセル24が、抽出ヘッド20(図1を参照)の開口22(図1を参照)に挿入されたカプセルホルダ30によって装置50にもたらされている。2つの囲み部材10a、10bが、カプセル24を抽出ヘッド20の調合チャンバ25内で囲むために設けられている。したがって、カプセル24が、第1の囲み部材10aおよび第2の囲み部材10bによって囲まれる。この好ましい実施形態において、前記第2の囲み部材10bは、開口22に挿入されたカプセルホルダ30を抽出ヘッド20内の固定の位置に保つために抽出ヘッド20の開口22内に設けられた案内手段である。カプセル24が手によって開口22に挿入され、すなわち調合チャンバ25に提供される別の好ましい実施形態においては、第2の囲み部材10bを、ユーザによってもたらされるカプセル24を直接受け入れるための案内手段として設計することができる。すなわち、別の好ましい実施形態においては、カプセルホルダ30を開口22に挿入することなく、カプセル24を同様に効果的に囲むことができる。] 図1 図2
[0035] 第1の囲み部材10aが、2つの囲み部材10a、10bの相対移動を可能にするために、閉鎖機構1に接続されている。すなわち、第2の囲み部材10bが、抽出ヘッド20の開口22内の固定の位置に位置する一方で、第1の囲み部材10aを、第2の囲み部材10bに対して移動させることができる。好ましくは、第1の囲み部材10aを、2つの囲み部材10a、10bを近付け、あるいは離すために、昇降させることができる。したがって、囲み部材10a、10bが、カプセル24またはこのカプセル24を収容しているカプセルホルダ30を装置の調合チャンバ25に挿入することができる開いた挿入位置と、カプセル24が囲まれ、囲み部材10a、10bの一方に設けられた針要素11によって貫かれる閉じた注入位置との間を移動するように設計されている。これにより、調合チャンバが、上側の囲み部材である第1の囲み部材10aと、下側の囲み部材である第2の囲み部材10bとによって画定される。]
[0036] 図2に示されるとおり、閉鎖機構1は、閉鎖機構1に接続された上側の囲み部材10aが下方の注入位置にある閉鎖状態である。したがって、囲み部材10aに設けられた針要素11が、カプセルホルダ30の収容手段33によって収容されたカプセル24を貫くことができる。] 図2
[0037] 囲み部材10a、10bの相対移動を可能にするために、囲み部材10aに接続された閉鎖機構1は、枢支手段4b、13、2e、14aと閉鎖機構1を操作するためのハンドル棒21とを備えている。これにより、枢支手段14aが、好ましくは調合チャンバ25の後壁15の近くに位置しており、後壁15に設けられたベアリング14bに接続されている。図2に示されている閉鎖機構1は、好ましくはニーレバー(knee lever)閉鎖機構である。当然ながら、他の任意の閉鎖または伝達機構を、2つの囲み部材10a、10bの相対移動を可能にするために、囲み部材10a、10bの少なくとも1つに接続することが可能である。] 図2
[0038] 上側の囲み部材10aは、閉鎖機構1の下部ロッド2bに接続された枢支部2eによって閉鎖機構1に接続されている。さらに、上側の囲み部材10aには、囲み部材10aの針要素11と同じ面に位置する凸状の突き出し部12が設けられている。したがって、囲み部材10aの凸状部12が、本出願と同時に係属中の2007年3月6日付の欧州特許出願第07103613.1号に記載の「ホエール効果(whale effect)」を少なくするために、支持部の下方に位置するカプセルの内容積を減少させるべく、調合チャンバ25に突き出している。]
[0039] 装置50のポンプ70が、針要素11に接続された供給部18に液体を供給し、すなわち注入部材10の下方のカプセル24に液体を供給するとき、この液体が、カプセル24内の原料と相互作用する。加えて、針要素11によって導入される液体ゆえに、カプセル24の内部の圧力が高まる。その結果、出口膜24bが、出口膜24bの下方に設けられた逃げ24cに押される。結果として、出口膜24bが開き、飲料がカプセル24から排出口24dを介して下方に注がれる。このようにして、装置50によってもたらされる液体の直接的な流れの原理が適用される。本発明は、WO03059778に記載の原理とは異なる原理に従って飲料装置において調合され、溶解させられ、あるいは希釈される原料を収容している他の任意の食品または飲料カートリッジ、ポッド、または小袋にも同様に適用可能である。本発明の文脈において、用語「カプセル」は、そのような他の調合の原理を使用するカートリッジ、ポッド、または小袋を包含して使用されている。]
[0040] 図3が、閉鎖機構1の好ましい実施形態を、側方からの斜視図にて示している。閉鎖機構1は、好ましくは、上側ロッド2aおよび下側ロッド2bを備えているニーレバー閉鎖機構である。前記2つのロッド2a、2bが、アクスル13によって接続されている。さらに閉鎖機構1は、閉鎖機構1を抽出ヘッド20の内部の所与の支持部に取り付けるための懸架軸4bを備えている。接続手段4aが、懸架軸4bの一体の一部分として設計されている。したがって、レバー21(図3には示されていない)などの操作部材を、ユーザが閉鎖機構1を操作することができるように、接続手段4aに接続することができる。] 図3
[0041] 好ましくは、接続手段4aが、懸架軸4bを回転させ、すなわち閉鎖機構1の操作を可能にするために、操作部材21の挿入を可能にする矩形の開口として設計されている。]
[0042] ニーレバー閉鎖機構1の上側ロッド2aは、好ましくは、懸架軸4bの一体の一部分である。上側ロッド2aは、上側ロッド2aおよび下側ロッド2bを接続するアクスル13を収容するための手段16(円形の開口など)を備えている。]
[0043] 下側ロッド2bに、好ましくは、下側ロッド2bと上側の囲み部材10a(図3には示されていない)との間の接続を確立するための枢支手段などの接続手段2eが設けられる。したがって、閉鎖機構1の操作時に加えられる閉鎖力を、下側ロッド2bから上側の囲み部材10aに接続手段2eによって効果的に伝達することができる。] 図3
[0044] 図3による好ましい実施形態においては、ニーレバー閉鎖機構1の上側ロッド2aが、懸架軸4bから突き出す2つの等しいロッド部材A、Bによって形成される。したがって、アクスル13を、2つのロッド部材A、Bに設けられた同心の開口16によって取り付けることができる。前記2つのロッド部材A、Bは、好ましくは、特定の距離z1(図6を参照)だけ互いから離されている。アクスル13が、2つのロッド部材A、Bによって収容されており、したがって2つのロッド部材A、Bを接続しているため、ニーレバー閉鎖機構1の下側ロッド2bを、2つのロッド部材A、Bの間でアクスル13に接続することができる。] 図3 図6
[0045] 好ましくは、閉鎖機構1が、2つの上側ロッド2aおよび2つの下側ロッド2bを備えており、そのそれぞれが、図3に示されるようにアクスル13によって接続される。これにより、2つの上側ロッド2aが、ニーレバー閉鎖機構1の懸架軸4bに供され、同じ方向に突き出している。より好ましくは、2つの上側ロッド2aが、懸架軸4bの中央に対する両側に対称に位置している。これにより、閉鎖機構1を安定な様相で動作させることができる。さらに、閉鎖機構1から下側ロッド2bに接続された上側囲み部材10aへの閉鎖力の均等な伝達が、さらに改善される。] 図3
[0046] 上側および下側ロッド2a、2bの長さが、閉鎖機構1の伝達を変更し、すなわち閉鎖機構1を動作させるためにユーザによって加えられる力を変更するために、さまざまにできることを理解すべきである。]
[0047] 図3に示されているように、軸c1が、アクスル13の懸架軸に相当する。軸c3が、下側ロッド2bと上側の囲み部材10a(図示されていない)とを接続するための枢支手段2eの懸架軸に相当する。軸c1と軸c3との間の距離sを、以下で説明されるように、閉鎖機構1の閉鎖力を調節するために調節することができる。] 図3
[0048] 図4に示されるように、アクスル13は偏心しており、アクスル2cによって接続された2つの外側ディスク部材2dを備えている。同心であって同じ直径であるこれら2つの外側ディスク部材2dを、上側ロッド2aのロッド部材A、Bに設けられた開口16に収容することができる。アクスル2cが、外側ディスク部材2dに対して偏心しており、下側ロッド2bに取り付けられている。したがって、偏心アクスル13の回転によって、回転運動が、下側ロッド2aに接続されたアクスル2cによるストローク運動に変換される。したがって、下側ロッド2aが上側の囲み部材10aに接続されているため、アクスル13の回転によって、囲み部材10aのストローク運動が可能になる。これにより、アクスル13の外側ディスク部材2dの軸c1と、上側の囲み部材10aの懸架軸c3との間の距離が、変更される。したがって、アクスル13を回転させることによって、囲み部材10aを、アクスル13の回転方向に応じて上昇または下降させることができる。] 図4
[0049] 図5に見て取ることができるとおり、ディスク部材2dの中心軸c1およびアクスル2cの中心軸c2は、距離eだけ離れている。したがって、アクスル13を回転させることによって、距離eに相当する下側ロッド2bの最大ストロークを得ることができる。好ましくは、距離eは、0.5mm未満である。したがって、アクスル13を回転させることによって、アクスル13の軸c1と下側ロッド2bの軸c3との間の距離sを、前記距離eの値の2倍を最大とする値にて変更することができる。したがって、閉鎖機構1を操作することなく、2つの囲み部材10a、10bを、偏心アクスル13の距離eの値の2倍を最大とする値だけ近付けることができ、あるいは引き離すことができる。その結果、閉鎖機構1の閉鎖力を、効果的に調節することができる。] 図5
[0050] 図3、4、および5に示されるとおり、調節手段3a、3bが、ニーレバー閉鎖機構1に接続される。これらの調節手段は、好ましくは、アクスル13に接続されたディスク部材3aを備えている。好ましくは、ディスク部材3aは、外周の歯3gが備えられた歯付きのディスク部材である。さらに調節手段は、好ましくはニーレバー閉鎖機構1の上側ロッド2aの一体の一部分として設計された保持手段3bを備えている。これらの保持手段は、好ましくは、上側ロッド2aから突き出しているブラケット状の設計を有している。さらに、保持手段3bは、ディスク部材3aの外周の歯3gの係合を可能にする係合手段3c(図6を参照)を備えている。したがって、保持手段3bとディスク部材3aとの間の噛合が可能である。結果として、閉鎖機構1の動作時に、ディスク部材3aの回転が防止され、したがってアクスル13の回転が防止される。このようにして、調節手段の所定の設定を維持することができる。] 図3 図6
[0051] さらに、保持手段3bは、保持手段3bとディスク部材3aとの係合を緩めるための分離手段3dを備えている。好ましくは、前記分離手段3dは、係合手段3cの近傍に位置する斜めのエッジ部材である。したがって、アクスル13の回転を可能にするために、ブラケット状の保持手段3bを広げることによって保持手段3bとディスク部材3aとの間の接続を緩めるヨークなどの工具を使用することができる。]
[0052] さらにディスク部材3aは、ディスク部材3aを回転させるべく工具を接続するための手段17を備えている。好ましくは、接続手段17は、ディスク部材3aの中央に位置する円形の凹所である。より好ましくは、凹所17が、ディスク部材3aおよびアクスル13を回転させるべく工具の挿入を可能にする半円形の開口である。したがって、保持手段3bとディスク部材3aとの間の接続を緩めて、ディスク部材3aの回転を可能にする工具を、閉鎖機構1の閉鎖力を調節するために凹所17に接続することができる。保持手段3bおよび接続手段17に作用するこの工具によって、上側の囲み部材10aを、アクスル13の回転によって抽出ヘッド20において昇降させることができる。この調節において囲み部材10aが下降させられる場合、閉鎖力は大きくなる。囲み部材10aが上昇させられると、閉鎖力は小さくなる。そのような工具を、装置50の製造プロセスにおける組み立ての最終段階において、閉鎖力を調節するために用意することができる。さらに、そのような工具を、保守の目的においえ閉鎖力を調節するために用意することができる。]
[0053] さらに、ニーレバー閉鎖機構1の上側ロッド2aに突出部5aが設けられる。この突出部5aは、好ましくは上側ロッド2aの一体の一部分であり、ディスク部材3aに設けられる円形の溝5bと係合する。溝5bは、好ましくは半円形の溝である。したがって、ディスク3a(したがって、ディスク部材3aに接続されたアクスル13)が実行できる最大の回転は、180°である。]
[0054] 図5に示されるように、半円形の溝5bは、半円形の溝5bの2つの端部を接続する中心軸Dの片側に配置されている。好ましい実施形態において、半円形の溝5bは、軸Dがディスク部材2dおよび偏心アクスル2cの中心軸c1およびc2に垂直な軸Cに対して所定の角度αであるように位置している。軸Cおよび軸Dの間の角度は、好ましくは45°である。したがって、偏心アクスル2cに取り付けられた下側ロッド2bのストロークを、ディスク部材3aを回転させることによって調節することができる。すなわち、ディスク部材3aの回転により、アクスル13の中心c1とニーレバー閉鎖機構1の上側の囲み部材10aの懸架軸c3との間の距離sを調節することができる。したがって、この距離が調節されるとき、上側の囲み部材10aを、下側の囲み部材10bに対して上昇または下降させることができる。] 図5
[0055] ディスク部材3aが中立位置にあるとき、円形の溝5bに係合した突出部5aは、円形の溝5bの端部の各々まで等しい距離に配置されている。したがって、ディスク部材3aを、時計方向または反時計方向に90°回転させることができる。したがって、アクスル13が、時計方向または反時計方向に90°回転させられる。このようにして、偏心アクスル2cによって変換されるストロークを、ディスク部材3aの回転によって調節することができ、閉鎖機構1の閉鎖力を調節することができる。これにより、軸Cおよび軸Dの間の好ましくは45°の所定の角度が、アクスル13の回転によって生じる下側ロッド2bのストロークの変化によって、それぞれの場合にほぼ同程度に閉鎖機構1の閉鎖力を弱め、あるいは強めることを可能にする。]
[0056] 図6が、ニーレバー閉鎖機構1の懸架軸4bの一体の一部分であるニーレバー閉鎖機構の上側ロッド2aについて、側方からの斜視図を示している。図6から見て取ることができるとおり、上側ロッド2aは、好ましくは同じ直径である同心の円形の開口16を備えており、開口16に、ニーレバー閉鎖機構1の上側ロッド2aおよび下側ロッド2bを接続するアクスル13のディスク部材2dが取り付けられる。すでに述べたように、上側ロッド2aの各々は、好ましくは2つのロッド部材A、Bによって形成される。2つのロッド部材A、Bは、互いから距離z1だけ離れている。したがって、下側ロッド2bを、2つのロッド部材A、Bの間でアクスル13に効果的に接続することができる。] 図6
[0057] 図7は、下側ロッド2bの好ましい実施形態を示しており、下側ロッド2bと上側ロッド2aとを接続するアクスル13(特に、アクスル13の偏心部分2c)を取り付けるための半円形のベアリング6aを備えている。] 図7
[0058] ベアリング6aは、好ましくは下側ロッド2bの一体の一部分であり、下側ロッド2bとアクスル13との組み立てを容易にするための斜めのエッジ6bを備えている。下側ロッド2bが、2つのロッド部材A、B(図3および6に示されている)の間でアクスル13に接続されるため、下側ロッド2bの幅z2は、2つのロッド部材A、Bの間の距離z1よりも小さくなければならない。] 図3
[0059] さらに、下側ロッド2bは、上側の囲み部材10aとの接続を確立するために、枢支手段などの接続手段2eを備えている。したがって、下側ロッド2bに加えられる閉鎖力を、接続手段2eを介して上側の囲み部材10aに効果的に伝達することができる。]
[0060] 図8および9は、調節手段がニーレバー閉鎖機構1の上側ロッド2aの懸架軸4bに接続されている本発明の別の実施形態を示している。図8から見て取ることができるとおり、調節手段が、好ましくは、閉鎖機構1の懸架軸4bに接続された回転可能なディスク部材7aを備えている。これに関し、回転可能なディスク部材7aが、好ましくはこのディスク部材7aの一体の一部分である外周のカム7bを備えている。カム7bが、突き出している支持部材8aによって抽出ヘッド20の支持部8bに取り付けられる。したがって、ディスク部材7aを回転させるとき、カム7bを支持部材8aに選択的に取り付けることができる。] 図8
[0061] ディスク部材7aに設けられたカム7bは、好ましくは、ディスク部材7aの半径方向の突き出しの程度が異なっている。したがって、異なるカム7bを支持部材8aに取り付けることで、支持部材8aとディスク部材7aの中心との間の距離を、変更することができる。したがって、ディスク部材7aの中心にある懸架軸4bの支持点を、変更することが可能である。]
[0062] 好ましい実施形態においては、ディスク部材7aおよび支持部材8aが、支持部材8aとディスク部材7aの中心との間の距離の変化が、ニーレバー閉鎖機構1の上側ロッド2aの懸架軸4bの高さの変化をもたらすよう、好ましくは互いに垂直に配置されている。したがって、閉鎖機構1の閉鎖力が、閉鎖機構1の上側ロッド2aの懸架軸4bの高さを調節することによって、2つの囲み部材10a、10bの間の相対位置を変化させることで左右される。]
[0063] さらには、図9に示されるとおり、閉鎖機構1の懸架軸4bは、ディスク部材7aとニーレバー閉鎖機構1との間に接続されたシャフト部材9aを備えている。このシャフト部材9aは、好ましくは、シャフト部材9aと同心な複数の円形の凹所9bを備えている。凹所9bは、シャフト部材9aの長手方向に延びており、支持部8bの円形の開口9d内に位置する円形の支持部材9cに選択的に当接させることができる。凹所9bは、好ましくは等級付けされており、すなわちシャフト部材9aの半径方向の凹みの程度が異なっている。支持部材9cは、好ましくは懸架軸4bよりも高い垂直位置に位置している。] 図9
[0064] さらに、等級付けされた円形の凹所9bは、円形の支持部8bに当接するときに支持点として機能する。したがって、支持部8bの開口9dにおける懸架軸4bの垂直位置を変更すべくディスク部材7aを回転させるときに、対応する円形の凹所9bが、円形の支持部9cに当接する。その結果、懸架軸4bが、支持部材8aおよび支持部材9cという2つの支持点によって支えられる。したがって、閉鎖機構1の安定な懸架が得られる。]
[0065] 好ましくは、懸架軸4bの軸が、抽出ヘッド20の両側に取り付けられ、両側に図8および9によるような調節手段が備えられる。] 図8
[0066] 図示の実施形態のいずれによる調節手段も、好ましくは、抽出ヘッド20の側から容易にアクセス可能である。したがって、組み立ての際の閉鎖力の調節または保守の目的での閉鎖力の調節が改善される。さらに、図示の実施形態による調節手段は、ねじを使用しておらず、閉鎖機構の容易かつ費用対効果に優れた製造を可能にしている。]
[0067] 本発明を、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、当業者であれば、添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の技術的範囲から離れることなく、多数の変更または改変を行うことが可能であろう。例えば、操作レバー21と上側の囲み部材10aとを接続するために、任意の他の閉鎖機構が適用可能である。さらには、下側の囲み部材10bは、抽出ヘッド20に設けられ、カプセル24を囲むために適している上側の囲み部材10aの下方の任意の部材であってよい。さらに、囲み部材10a、10bの設計は、カプセル24を貫くことによって調製される飲料の注入条件に関するさまざまな要件に合致するように、さまざまであってよい。また、カプセルなどを装置の調合チャンバ内で囲むために、3つ以上の囲み部材を設けることも可能である。]
[0068] また、調節手段を、ニーレバー閉鎖機構の下側ロッド2bに配置してもよい。さらに、調節手段は、装置50の操作者が閉鎖機構1の閉鎖力を調節できるように、抽出ヘッドの外側からアクセス可能であってよい。]
[0069] 図8および9による代案の実施形態に関して、さまざまな深さの半円形の凹所を回転可能なディスク部材7aの外周に設け、カム部材を支持部8bに位置させることも可能であろう。] 図8
权利要求:

請求項1
内部または外部の水供給源によってもたらされる液体を当該装置(50)に設けられたカプセル(24)に送り込むことによって、前記カプセル(24)に収容された食品材料から飲料を調製するための装置(50)であって、前記カプセル(24)を上側および下側の囲み部材(10a、10b)によって画定される当該装置(50)の調合チャンバ(25)に挿入するための開口(22)を有している抽出ヘッド(20)と、前記カプセル(24)を前記調合チャンバ(25)に挿入するための開いた挿入位置と該カプセル(24)を前記調合チャンバ(25)内で密に囲むための閉鎖位置との間を移動するように設計された、前記囲み部材(10a、10b)の互いの変位によって前記カプセル(24)を選択的に囲むための閉鎖機構(1)と、前記囲み部材(10a、10b)のうちの少なくとも1つに接続され、前記囲み部材(10a、10b)の相対位置を調節して、前記閉鎖位置における前記閉鎖機構(1)の閉鎖力を調節する調節手段(3a、3b、9b、9c、7a、7b、8a)とを備えている、装置。
請求項2
前記調節手段が、前記閉鎖機構の閉鎖力を変化させることができる偏心手段(3a、3b)またはカム手段(9b、9c、7b)を備えている、請求項1に記載の装置。
請求項3
前記閉鎖機構(1)が、アクスル(13)によって接続された上側および下側ロッド(2a、2b)を備えているニーレバー閉鎖機構である、請求項2に記載の装置。
請求項4
前記ニーレバー閉鎖機構(1)の前記アクスル(13)が、偏心している、請求項3に記載の装置。
請求項5
前記閉鎖機構(1)の付勢力を調節することができる、請求項4に記載の装置。
請求項6
前記ニーレバー閉鎖機構(1)の偏心した前記アクスル(13)が、回転可能である、請求項4または5に記載の装置。
請求項7
前記調節手段(3a、3b)が、前記ニーレバー閉鎖機構の前記アクスル(13)に接続された少なくとも1つの歯付きのディスク部材(3a)を含んでいる、請求項4〜6のいずれか一項に記載の装置。
請求項8
前記ディスク部材(3a)の回転によって、前記ニーレバー閉鎖機構(1)の前記アクスル(13)の中心(c1)と前記上側の囲み部材(10a)の懸架軸(c3)との間の距離(s)を調節することができる、請求項7に記載の装置。
請求項9
前記距離(s)を、1mm未満だけ調節することができる、請求項8に記載の装置。
請求項10
前記ディスク部材(3a)に、前記アクスル(13)の意図せぬ回転を防止すべく前記歯付きのディスク部材(3a)と噛合する保持手段(3b)が係合する、請求項7〜9のいずれか一項に記載の装置。
請求項11
前記ディスク部材(3a)に、前記保持手段(3b)を解放して前記ディスク部材(3a)の回転を可能にすべく工具を接続するための接続手段(17)が設けられている、請求項7〜10のいずれか一項に記載の装置。
請求項12
前記接続手段(17)が、前記ディスク部材の中心に設けられた開口である、請求項11に記載の装置。
請求項13
前記調節手段(7a、7b)が、前記ニーレバー閉鎖機構(1)の前記上側ロッド(2a)の懸架軸(4b)に接続されている、請求項3に記載の装置。
請求項14
前記調節手段(7a、7b)が、半径方向に突き出しているカム(7b)によって支持部材(8a)に取り付けられる少なくとも1つの回転可能なディスク部材(7a)を備えている、請求項13に記載の装置。
請求項15
突き出している複数のカム(7b)が、前記ニーレバー閉鎖機構(1)の懸架軸(4b)の位置を調節すべく前記支持部材(8a)に選択的に取り付けることができるように、前記ディスク部材(7a)の外周に分布している、請求項14に記載の装置。
請求項16
前記カム(7b)の半径方向の突き出しの程度が異なっている、請求項15に記載の装置。
請求項17
前記調節手段(7a、7b)が、前記ディスク部材(7a)と前記ニーレバー閉鎖機構(1)との間に接続されたシャフト部材(9a)をさらに備えている、請求項16に記載の装置。
請求項18
前記シャフト部材(9a)に、該シャフト部材(9a)と同心であって、該シャフト部材(9a)の長手方向に延びている少なくとも1つの円形の凹所(9b)が備えられており、該少なくとも1つの円形の凹所(9b)が、前記抽出ヘッド(20)の円形の支持部材(9c)に当接する、請求項17に記載の装置。
請求項19
複数の等級付けされた円形の凹所(9b)が、前記シャフト部材(9a)の外周に分布しており、前記支持部材(9c)に選択的に当接可能である、請求項18に記載の装置。
請求項20
前記カプセル(24)が、挽かれたコーヒー、可溶性のコーヒー、茶、ココア、および/またはミルクを収容している、請求項1〜19のいずれか一項に記載の装置。
請求項21
前記カプセル(24)が、該カプセル(24)に液体が入れられた後に該カプセル内の圧力の上昇に起因して開く密封カプセルである、請求項1〜20のいずれか一項に記載の装置。
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